脳梗塞は決して突然起きるものではない。
相当前からサインが出ているが気付かないのがほとんどである。
このサインの代表的なのが昔の思い出が甦ってくることです。
人類学者栗本慎一郎氏によると、直近の空間記憶を司る脳細胞に梗塞が起きると、長期の言語的記憶が強化されるという。
男性は右脳に梗塞が起きる確率が高く、左マヒが起きやすいという説があるが、もし右脳の「海馬」に「隠れ脳梗塞」が発症すると、左脳の記憶能力が活性化する。
記憶は、脳のあちこちに分散保存されているからで、具体的には、昔の仲間や初恋の人が妙に懐かしかったりする。
栗本さん自身、小学校3年の時に「かわいい子」だと思ったのに傘を壊してしまった女性のことが「無性に気になりだして」、なんと、50年後だというのに家まで訪ねて行った。
脳梗塞で倒れる前のことだった。
「このほか発症までの半年の間に、それまで気にしなかった多数のことを思い出した」と語る。
やはり脳梗塞で倒れた小渕恵三首相も「その直前に小沢一郎と昔の話をしたがっていたという」
次のサインは、コトバがなめらかに出てこなくなること。
「早口でおしゃべりな私が、舌が軽くもつれ、言葉に詰まることがあった」
そして、もう1つは、心臓に痛みを感じたときだという。
こうした前兆が何回も起きて、ある一線を超すと表面化し一大事に至る。
「脳梗塞は突然やってくるという医師がいるが、とんでもない考え方だと思う」栗本氏はリハビリにも独自の「栗本理論」から、からくり箱を発明。
鏡を斜めに立てた箱に、両手を差し込む。マヒのない右手とそれが映っている鏡を見ながら動かすと、さも両手が健康に動いているよに見える。同じ運動を、マヒのある箱の中の左手にさせようと意識する。これを繰り返すと、動かない左手が動いているように感じて本当に動き出す。神経回路を鍛えると代替機能が動き出すという。
posted by 脳梗塞情報提供者 at 15:31
|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
脳梗塞のサイン